養育費
養育費とは？
養育費とは、子供の衣食住の費用、教育費、医療費、娯楽費など、子供が生活するために必要な費用のことをいいます。
父親と母親それぞれの経済力に応じて養育費を分担することになりますが、一般的には子供を引き取って育てている親に対し、もう一方の親が支払うケースが多くみられます。
ちなみに養育費は、子供の財産としてみなされます。
養育費の取り決め方法
原則は、夫婦が協議して決めます。夫婦が協議しても決めることができないとき又は協議ができないときは家庭裁判所に調停を申し立て、調停で話し合っても決まらないときには２つの方法があります。
離婚については合意できているのであれば、離婚をした後に養育費の調停を起こし、そこでも話し合いがつかなければ裁判所に審判で決めてもらいます。また、離婚裁判の判決の中で裁判所に決めてもらうこともあります。
また、一端決めた養育費でも、その後に、養育費を決めたときには予測できなかった重大な事情の変更があれば、その金額を変更することができます。ただ、１度決めた養育費を変更するのは必ずしも簡単ではありません。養育費を決めるときには、よく考えて決めることが必要です。
弁護士に依頼することで、養育費の金額を妥当な金額とするお手伝いをすることができます。
お気軽にご相談下さい。
山崎法律事務所からの
アドバイス
養育費は、適正な金額を支払うこと、受け取ることが大切です。
一方的に相手側の言いなりにならないようにし、細かい内容まできちんと決め、調停を利用しないときには公正証書などの書面に記録しておきましょう。
また未払い分があると、後で大きな出費となるリスクがあるので注意が必要です。
いずれにせよ将来的にトラブルになるケースが多いので、弁護士に相談されることをおすすめします。
